photo: Alyssa Wang
日本人の両親の元、アメリカで生まれ育った指揮者、柳澤謙/Ken Yanagisawaは、Boston Annex Players(BAP)の創設者・音楽監督であると同時に、Boston Civic Symphonyのアソシエイトコンダクター、New Philharmonia Orchestraの副指揮者を務めています。ボストンの名門音大、バークリー音楽大学では助教として後進の指導にも当たっています。
2024年アスペン音楽祭に指揮フェローとして招かれ、ジェームス・コンロン賞を受賞。翌夏には、世界中から選ばれた指揮フェローの中から8週間の厳しい選考を経て最優秀指揮者賞を受賞。2026年のアスペン音楽祭では副指揮者に任命され、世界的ピアニスト、エマニュエル・アックス氏を始め世界中から集まった音楽家達との共演が多数予定されています。同年5月には2023年に続きワシントンDCのNational Symphony Orchestraにて久石譲氏の指揮アシスタントを務めました。その他に、Fort Worth Symphony、Rhode Island Philharmonic、Plymouth Philharmonic、Berlin Academy of American Music、Berlin Opernfest などで多数、客演や指揮アシスタントをしています。レナード・スラットキン氏の推薦でデトロイト交響楽団の指揮フェローを務めたこともあります。
ジュリアード音楽院プレカレッジで指揮と出会った謙は、Undergraduate Diploma生としてニューイングランド音楽院でボストン交響楽団の主席オーボエ奏者、ジョン・フェリーロ氏よりオーボエ演奏の指導を受けていた時にも指揮を学びました。その後、イェール大学に進学。Yale Symphony Orchestra(YSO)ではPresidentと副指揮者を務め、YSO50周年記念のカーネギー大ホールコンサートを成功させました。音楽学専攻で学士号取得後は、マンハッタン音楽院オーケストラ指揮科修士課程でGeorge Manahan氏に師事。首席卒業後、特待生としてボストン大学オーケストラ指揮科に進学。James Burton氏の指導を受け、首席卒業にて音楽芸術学博士号取得。この他に、今までに指導を受けた指揮者はRobert Spano氏、Mark Stringer氏、Dame Jane Glover氏、Hugh Wolff氏、Gerard Schwarz氏、Jorma Panula氏などです。
日本とも関係が深く、PMF札幌では準・メルクル氏に、京都市立芸術大では下野竜也氏の指導を受けました。2023年2月に関西二期会と日本センチュリー交響楽団と共に、兵庫県立芸術文化センターでモーツァルトのオペラ『魔笛』で日本デビュー。「音楽現代」誌で、「溌剌としてフレキシブルな感性と卓抜な指揮テクニック」「テンポの瑞々しさが光る」「今後が楽しみな新進指揮者のデビュー」と絶賛されました。2026年11月には、関西二期会に再び招かれ、第100回オペラ記念公演、モーツァルト「皇帝ティートの慈悲」の指揮をすることが決まっており、アメリカのみならず、日本での活躍も期待されています。
音楽の演奏に加えて、謙はボストン大でオーケストラ・ライブラリアンとして、又、ニューヨーク・フィルハーモニックの事務局で働いた経験もあります。フリーランスの写真家としての顔も持ち、彼の作品はTIME、ニューヨーク・タイムズ、ハフィントン・ポスト、ボストン・グローブ、プレイビル、イェール・デイリー・ニュースなどで掲載されています。
音楽の演奏に加えて、謙はボストン大でオーケストラ・ライブラリアンとして、又、ニューヨーク・フィルハーモニックの事務局で働いた経験もあります。フリーランスの写真家としての顔も持ち、彼の作品はTIME、ニューヨーク・タイムズ、ハフィントン・ポスト、ボストン・グローブ、プレイビル、イェール・デイリー・ニュースなどで掲載されています。
(2026年6月現在)